中国製の電子部品って気になってるんだけど…安全なのかな?ちゃんと届く?詐欺られない?といった方向けの記事です。
電子部品は意外と高価
電子工作をしていると、「この部品、もっと欲しいのに…高いなぁ」「もう少し安くならないかなぁ」と思うことがよくあります。学生なんかは限られたお小遣いの中でやりくりしないといけないので大変ですよね。
特にArduinoやラズベリーパイで簡単に使用できるようモジュール化された部品とかは高いです。
そこでおすすめするのが中国製の電子部品です。
もちろん、中国に行って買うわけではなく、Amazonマーケットプレイスに出品されている電子部品を購入するような形です。
でもいざ買うとなるとやっぱり不安だと思います。
この記事では、私が今までに中国製の電子部品を買ってきて感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット①値段が安い
例えば某電子部品専門店で780円のジョイスティックモジュール、中国製だと200円ちょっとで売られています。
ほかにもArduinoは正規品を新品で買うと3000円近い値段になりますが、中国製の互換品だと500円以下で買うことができます。もちろん、きちんと動作しますよ。
メリット②送料が無料
Amazonマーケットプレイスに出品されている中国の業者の商品はほとんどが送料無料です。
某専門店だと注文毎に500円くらいかかってしまいますが、中国の業者の商品ですとどれだけ買っても、何度買っても、送料は無料です。
メリット③意外と質がいい
中国製と聞いて一番に心配するのはやはり、商品の質だと思います。
これは業者によってまちまちなのですが、比較的、高品質だと感じます。
動作不良のある商品に出会ったことは一度もありませんし、梱包も厳重なプチプチに包まれていて安心です。
細かいところでいえば当たりはずれはあります。詳しくは後半のデメリットの部分でお話しします。
ここからはデメリットです。
デメリット①配達が遅い
これは仕方のないことですが、注文してから届くのに2~3週間はかかります。長い。
忘れたころにポストにコロンっと入ってます。
なので今すぐ商品が欲しい方にはお勧めできません。
デメリット②梱包がアヤシイ
中国感といいますか、梱包がアヤシイ。麻薬とか入ってそう。
何度親に心配されたことか、、、
デメリット③やはり当たりはずれがある
モジュールなど、すでに完成している部品については動作をしなかったことは一度もありません。
しかし、はんだ付けが汚なかったり足が曲がっていたりということはありました。
抵抗やLEDなど、足が長いものは業者によって当たりはずれが大きいです。めちゃくちゃ足が曲がってる抵抗が届いたこともありました。
また、配達が極端に遅いときもありました。2ヶ月くらい待ったかな…笑 ちゃんと届いたので許します。
注文の時点で当たりはずれを見分けるのは不可能です。レビューも参考になりますが、はるばる海を渡ってくるわけですから、運送中に何か不慮の事故があるかもしれません。
解決策としては、いろんな業者の商品を買ってみて、信頼できる良質な業者を見つけるのが一番良いと思います。
まとめ
中国製の電子部品には、上記のようなメリットとデメリットがあります。
私の経験上、デメリットよりもメリットの方が大きいので電子部品を調達する際には中国のものを注文しています。
こうしてる間にも200円のリレーモジュールとUSBジャック、基盤やボリュームなどが海を渡ってきてくれてます。
まとめとしては、
・Amazonでは中国製の低価格で高品質な部品が買える
・配達に日数がかかるので注意
・希にはずれがあることを理解したうえで購入すること。Amazonのレビューなんかも参考に。まあわりと運。
以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!